神戸電鉄本社との意見交換会
2018年2月21日
2月2日、
本年、創業90周年を迎える神戸電鉄、
昭和3年に有馬〜三田線を開業して以来、
三田線(有馬口〜三田 12.0km)
公園都市線(横山〜ウッディタウン中央駅 5.5km)
有馬線(湊川〜有馬温泉 22.5km)
粟生線(鈴蘭台〜粟生 29.2km)
現在は上記4路線を有している。
しかし採算は非常に厳しく、
黒字の有馬線が、赤字の3路線を支えている。
通学・通勤需要の減少や道路網が充実して
車に依存したライフスタイルが大きな原因だが、
4枚目の写真にあるように、
鉄道1車両の定員は120名、
これをバスやマイカーに置き換えた時の
道路の渋滞は市民生活に大きな影響を与える。
平成25年に制定された『交通政策基本法』に
記載されているように、公共交通の維持には、
『交通だけで考えるのではなく、まちづくりや
観光といった他の施策と関連づけて考えるなど、
地域の暮らしと調和を図り、公共交通は
地域皆んなの財産という意識の醸成、
県民・市民の参画および協働を促して
行くことが重要』という考えに立って、
これからのあり方を模索して行くべきだ。
建設常任委員会管内調査IN神戸電鉄本社にて
公共交通機関との意見交換会