兵庫パルプ工業(株)5号バイオマス発電設備竣工披露式

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2月20日、
丹波市山南町の兵庫パルプ工業(株)の、
バイオマス発電設備は、国内屈指の歴史を持つ。
1993年に、
パルプ廃液を燃焼させる
3号ボイラー(38.700kW)が稼働。
2004年に、
リサイクル材を燃焼させる
4号ボイラー(18.900kW)が稼働。
そして今回2018年に、
木質チップ、林地残材、パーム椰子殻、
製材バーク等を燃焼させる
5号ボイラー(27.000kW)が建設され、
稼働を始めた。
今回の5号ボイラーが稼働する事で、
兵庫パルプの総発電量は約8万kW、
一般家庭で16万世帯の電力量に匹敵する。
5号ボイラーで燃焼させる原料は
1日で約400トン〜500トン。
平成31年度からスタートする
森林環境税を活用した森林整備によって
荒廃している森林再生が大きく進捗する為にも、
この5号ボイラーがフル稼働してもらうよう
大きな期待を持っている。

兵庫パルプ工業(株)5号バイオマス発電設備
竣工披露式IN丹波市山南町内