商工会に望む3項目

3月23日、

丹波市商工会総代会のご盛会おめでとうございます。

2008年のリーマンショック以後、大震災、原発事故、円高、

ユーロ危機、電力不足、消費税問題など、商工業者にとって逆風ばかりですが、

こんな時だからこそ、元気を出して頑張っていきましょう。そのための3項目を提案します。

その1、大型ショッピングセンターや量販家電店の進出が予定されていますが、

豊岡道や175号線、清水トンネル(仮称)など、これから整備される道路網によって、

丹波市は必ず交通の要衝になるはずですから、反対するだけでなく、

その流れを上手く掴んで、地域戦略に結び付けていきましょう。

その2、大学生の就職率が93%と改善しました。大企業志向から中小零細企業に

目を向け始めたことが原因と言われています。

今の商売がダメだと嘆かず、

生き生きと働いている自分、商売はやり方によってもっと面白いよと

楽しく働く自分を周りの若者に見せて、起業家精神を植え付けてあげて下さい。

その3、県や市、商工会の役員だけで会議するだけでなく、観光協会、農業団体、

料飲組合、お菓子組合、青年団体など、丹波ブランドをもっと強くしたいと考えている団体が

胸襟を開いて地域戦略を語り合うテーブルを是非作って下さい。

丹波へのフォローの風はすぐそこまで吹いていますよ。

                    平成24年丹波市商工会総代会にて