７月１１日、

糸満市郊外にある「白梅の塔」に参拝。

県立第２女子学校の職員１１柱、白梅学徒看護隊２７柱、

同窓生１０１柱、合計１３２柱が合祀されている。

白梅隊５５名は昭和２０年３月６日、第２４師団第１野戦病院に

入隊、看護士として特別教育を受けていたが、

米軍の艦砲射撃が始まると、直ちに八重瀬岳の山部隊第１野戦病院に

配置され、昼夜の別なく傷病兵の看護に当たった。

６月４日、白梅隊は軍の解散命令を受け、自由行動を余儀なくされ、

雨の如く降り注ぐ艦砲射撃の中、２０名が戦死、後の看護士は

６月２１日、この地で戦没した。

第１女学校を合祀する「ひめゆりの塔」が余りにも有名だが、

白梅の塔にも多くの慰霊者が花を手向けている。

慰霊碑及び右隣の自然壕にて合掌する。