兵庫県庁管理者(課長級)研修にて講演

研修1 研修2 研修3 研修4

5月12日、
民間経営者の立場そして県議会議員の立場から、
県庁新任課長さんに率直な思いをお話しします。
1.部下は背中で使え
零細な材木店を継承して指導力の無い若造が
職人さんから信頼を得て親方と呼ばれるまで
2.部下の話しを聞け
何でも逆らい後ろ向きな言動を繰り返す部下は
それなりの信念や思いを持っている、
その思いをしっかり聞いてあげる事が大切
3.信念と危機感の共有で組織を動かせ
組織は編成された時から
静かな有事が始まっている
組織内での危機感の共有は最大の推進力
4.地方自治体・地方議会の決定権は増加している
中央集権から自主自律的な地方分権へ
平成12年に地方分権一括法が施行される
平成18年に地方分権改革推進法制定
平成18年24年地方自治法が改正され
議会の政策形成機能や監視機能が充実した
平成24年、議会基本条例が制定される
5.議員への根回しは政策協調を求める事
会派の執行部を介した情報提供を活用すべき
議会との政策協調の視点が重要
6.要望・陳情には毅然と向き合え
実現不可能な要望・陳情ほど丁寧な説明が必要
相手に気を使った曖昧な対応は誤解を招く
7.広報戦略に力を注げ
兵庫県は県民との情報共有が弱い
噛み砕いた政策提案は県民にPRし易い
面白く無いパンフレットなんかやめてしまえ
8.所属長は所属職員とその家族の将来を任される
9.議会と協調し県民の為に良質施策を執行すべし

平成29年度兵庫県管理職(課長級)研修にて
民間企業の視点および議員の立場から
期待することの演題で講義IN私学会館

約150名の課長所長さん方、
熱心に聞いてくれました^ ^