丹波農業改良普及センターとの懇談会

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2月6日、
1.氷上町上新庄の氷上ナーセリーを視察。
オーナーの長尾安博さんは
兵庫県花卉協会鉢花苗物部会長。
約1.1万m2の温室・ビニールハウスに
自動灌水装置や暖房機・ミスト装置等
生産効率や品質向上施設整備を進め、
ペチュニア類40万ポット/年
ハボタン類 28万ポット/年
その他 20万ポット/年を出荷している。
殆どの鉢物を大手業者と契約生産して
安定経営を維持している。

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2.氷上町上新庄の企業組合つたの会を視察。
平成5年生活改善3グループがつたの会を結成、
お弁当、ケチャップ、氷の川味噌、漬物等、
幅広く商品開発しており、
平成16年からは農産物直売施設や飲食店を経営、
平成21年からはかんでかんで、
ひょうごふるさと館、
大丸へ販路を拡大している

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3.氷上町新郷の合資会社あぐり丹波を視察。
平成12年に高設養液システムを導入して、
ハウスイチゴ栽培を開始した(4200m2)。
平成28年農業施設貸与事業を活用して施設整備
平成29年に次世代施設園芸拡大支援事業(国庫)
を活用して、ICT環境制御システムを導入した。
温度、Co2、換気、電照設備を自動制御して
ハウスイチゴの安定的効率的生産を目指している

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4.氷上町新郷の農家民宿おかだを視察。
平成16年、食育レストランを併設した
農家民宿を開業。
平成19年には、
農林漁家おかあさん100選の認定を受けて
全国の民宿仲間と交流を深めている。
20〜30台の若手農業者との交流を通じて、
地域の後継者育成にも尽力しており、
平成28年からは、娘さんがIターンし、
農家民宿経営の幅が一段と広がっている。

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5.民宿おかだで昼食をいただいた後、
丹波農業改良普及センターの皆さんと懇談。
丹波篠山黒枝豆の生産拡大、
丹波大納言小豆の振興、
丹波地域の集落営農組織の育成、
丹波地域における新規独立就農者の育成、
それぞれのテーマで意見交換させていただいた。

丹波農業改良普及センター職員との懇談会