音楽のチカラ
2012年2月17日
柏原高校時代はコーラス部,大学時代はマンドリン部と,音楽ばかりやってたら,
材木屋の親父が『そんな何の役にも立たんこと、いつまでやっとんや』と私を叱責した。
かなり落ち込んでたら、大学の先輩が
『確かに音楽では材木の一本も動かせないけど、
「せーの」っていうかけ声で、大きな材木が動かせるように、
音楽によって、心を合わせる事で考えられないチカラも出せるぜ。
まあ腐らず頑張ろうや』と励ましてくれた。
ほどなく大学三回生の時にオヤジは胃癌で49歳の生涯を閉じたが、
最後まで心震える音楽には出会えなかったように思う。
本日議場コンサートで芸文オーケストラの演奏を聞いてて、
35年前のあの頃を思い出していた。