豊岡市永楽館を視察
2018年10月12日
8月2日、
豊岡市出石町柳の永楽館、
1901年(明治34年)、
出石で代々染物を商ってきた
小幡家の11代当主久次郎により建設された。
瞬く間に但馬の芸能文化の中心となり、
上方の歌舞伎、剣劇、落語のほか、
反軍演説で知られる斎藤隆夫の講演や
宝塚歌劇団の公演なども行われ、
1930年代より映画館としても使われた。
しかし、1963年頃から下火となり、
程なくして休業し、1973年に閉鎖された。
1989年から
「出石城下町を活かす会」によって、
コンサートでの使用が再開されて
再生の機運が高まり、
1998年に出石町の文化財に指定され、
2006年から豊岡市によって
創建時への復元工事が開始された。
2008年夏に完工して
8月1日、座頭6代目 片岡愛之助による
こけら落とし公演が行われ、
今日に至っている。
産業労働常任委員会管内調査IN豊岡市