東大ベンチャーキャピタル事業を視察
2018年11月22日
10月31日、
国立大学法人法が2003年に制定された。
1.国立大学毎に法人化し、自律的な運営を促す
2.民間的発想のマネジメント手法を導入する
3.学外者の参画による運営システムを制度化する
4.非公務員型の弾力的な人事システムへ移行
5.第三者評価の導入で事後チェックを確立する
それを受けて東京大学では2004年に、
本郷キャンパス内に産学連携プラザを建設し、
東京大学産学協創推進本部
(総長直属、全学部対象)を設立した。
その推進本部には『イノベーション推進部』と、
『知的財産部』が置かれている。
イノベーション推進部では、
1.産業界と大学研究者との橋渡し役
2.東大内の研究者や学生のアイデアをベースに
大学発ベンチャーの起業成長支援を行う
を大きなミッションと位置付けている。
既に複数のベンチャー起業が
東証1部に上場しており、
これからの更なる飛躍が望まれるが、
ベンチャー起業に投資する
キャピタルファンドの規模は、
日本が2000億円規模に対し、
中国では約2兆円、
アメリカにおいては
約7兆円の規模で動いており、
日本の今後一層の奮闘と
支援体制の充実が必要となる。
兵庫県議会産業労働常任委員会
管外調査IN東京大学産学連携プラザ