障害者自立支援のあり方

4月18日、
今、国では社会保障を充実させる為に消費税を10%に上げようとしています。
日本の社会保障の給付額は、約100兆円です。
その内訳は、年金給付が52兆円、医療費が33兆円、
そして皆さんに関係する福祉費が15兆円です。
その福祉費ですが、高齢者福祉、生活保護、障害者福祉、子育て支援などがあります。
さて、その社会保障費は毎年1兆円ずつ増えていますので、出来るだけ抑制しようと
様々な見直しが進められていますが、障害者の皆さんにも、福祉を受けるだけでなく、
出来る範囲で自立してもらって、給付を受ける側から費用を負担してもらう側に
まわってもらおうとする「障害者自立支援法」が制定されました。
ところが、障害者負担が能力に応じた「応能負担」ではなく、
利用した利益に基づく「応益負担」との考え方が導入され、
障害者全員に重たい負担がのしかかってきました。
現在国では見直し作業が進められ、誰もが納得できる制度にと議論が進んでいますが、
利用者の声を正確に施策に反映させるためにも、
最前線で活躍されている皆さんの率直な意見を
いろんな機会に是非聞かせて下さい。
4月14日丹波市木の根会 4月18日丹波市つくし会、両総会にて