スパコン京を視察

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9月5日、
普通のパソコンに1〜2個入っているプロセッサコア、
そのコアが8個集まって1枚の計算ノードを形成、
そのノードが24枚入って1個のシステムラック。
そのラックがこの3階フロアだけで1080台並んでいる。
合計67万個ものコアが、手分けして(分散)、
同時に計算して(並列)尚且つ協調し合う事で
膨大な計算を高速に省エネルギーで実行する、
これを『並列分散処理』と言う。
理化学研究所の計算科学研究機構に設置されている
スーパーコンピュータ『京』は、2010年7月に稼動、
性能ランキングTOP500で、2011年6月と11月に
世界一となった。
医療創薬、地震津波、気象、環境、クリーンエネルギー、
新機能デバイス、流体力学、宇宙、惑星軌道、
あらゆる分野の研究課題にフル活用されている。
2020年には、『フラッグシップ2020プロジェクト』
現在の100倍の計算能力にバージョンアップし、
世界を先導する成果をここから発信すべく目論んでいる。
例えば、現在の『京』なら、飛行機の風洞仮説試験は、
パーツ毎に行わなければならないが、
『ポスト京』なら1機丸ごと計算出来るそうな。
色々書いたが、はっきり言って凄さが良く解りません^^;

兵庫県議会総務常任委員会・阪神地区調査にて