兵庫県の芸術文化振興パワー
2012年5月30日
5月24日、
2011年3月の東日本大震災は未曾有の大災害でしたが、
我が兵庫県も、今から17年前の1995年に同様の痛手を被りました。
当時は一刻も早い復旧・復興を目指し、大きな借金を抱えながらも、頑張ってこられました。
ともすれば、復興が最優先で、芸術文化は後回しという考えもあったのですが、
兵庫県は芸術文化は復興に大きな役割を果たすという意味で手を緩めず、
平成12年の「県立近代美術館」を皮切りに、「県立考古博物館」「県立陶芸博物館」
そして「県立芸術文化センター」と整備し、本年は、原田の森ギャラリーに
「横尾忠則美術館」を整備する予定になっています。47都道府県の中で、
震災後にこれだけの整備を行ってきたのは、兵庫県だけではないかと誇らしく思います。
貝原・井戸両知事の英断も然る事ながら、梅谷丹波県民局長等芸術文化関係の
県職員皆さんのご精励に改めて感謝を申し上げるところです。会員皆様には、
どうかその心意気を感じていただき、同じ兵庫県で芸術文化を振興する仲間として、
一層のご活躍を望むところです。私も微力ですが、
兵庫県議会文化振興議員連盟の事務局長として、更なる支援の輪を広げて参ります。
丹波文化団体協議会 平成24年度総会にて