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見るだけでゴルフが上達する方法|第1弾!

コースの難所を克服!

第10弾!

 前半で、スコアアップには、コースと自分を充分知ることが大切ですと書きました。そのコースにもフェアウエーや深いラフ、忌まわしいバンカーやベアグランドなど様々な顔があります。自分の技術を向上させるための要素として、身体のコンデションや使っているクラブとの相性なども重要です。後半は少し細かくなりますが、その辺の考え方や選択の目安も交えて話を進めていきましょう。

 先ず、フェアウエーはそう問題ないんですが、ラフに入った時の処理です。どのコースもある程度プレーヤーの進行をスムーズにする為、そんなにラフを深くはしていませんが、クラブチャンピオンシップや公式戦、夏の盛りなんかは、かなり長いラフにしていて、相当てこづります。ボールの転がり方によって、運良く芝生の上に浮いている場合は問題ないんですが、芝生の中に沈んでいたり、クラブとボールの間に芝生がかんだりするととんでもないトラブルショットになります。ピンに寄せたい気持ちはわかりますが、ここはじっくり状況をよく考えて無理なショットをできるだけ避けるようにしなくてはなりません。そこで、ラフにつかまった時の打ち方を100ヤード以上の長い距離とアプローチなどの短い距離に分けて考えていきましょう。

 長い距離が必要なラフからのショット

コースの難所を克服!

長い距離が必要だからといって、その距離に見合うクラブを使って振ってしまうとそれこそ大変なトラブルになります。なぜなら、ボールの周りは芝生だらけで、普通の打ち方をすれば、クラブがボールに当たる前に芝生に邪魔をされて、ちょろをしたり芝生だけが飛んでいってボールはそのまま、なんてよくありますよね。
万が一うまく振りぬけてボールをしっかりヒットできた時にはもう大変、9番アイアンを持っているのに、200ヤードも飛んでしまったなんてことになる、いわゆるフライヤー現象が起こります。クラブとボールの間に芝生が挟まってボールが逆回転せずに、思いがけず大きな距離で飛んでいってしまうし、逆回転していないから、地面に落ちてからも止まらず、どんどん転がってはるか彼方のO.Bゾーンや池までいっちゃったなんてことになります。
深いラフからグリーンを狙う場合は、必ず2番手くらい小さなクラブで、転がってもバンカーや池などトラブルにならないコース、花道やフェアウエーの真ん中などを狙って、できるだけ上からボールを直接叩きにいってすぐに引き上げる、つまりVの字のような打ち方をするんですね。こうすればあまりボールのコントロールはできませんが、そんなに大きな怪我にはならないでしょう。

 ラフからのアプローチ

 そしてグリーン周りの深いラフにつかまった場合、クラブが芝生の抵抗で振れないからといって強く振るのは禁物です。偶然うまく振りぬけた時は悲劇が訪れます。サンドウェッジをしっかり握り、できるだけゆっくり力を緩めずにアプローチしてください。いわゆるトルクの強いスィングをするのです。これまたあまりコントロールはできませんが大きなミスは避けられます。
この2通りの打ち方でラフからうまく脱出してくださいね。

 バンカーショット

 今ひとつ忌まわしいバンカーについても考えてみましょう。誰でもバンカーは好きじゃありませんよね。しかし先述のラフに比べればずっと簡単なはずなんです。なぜならバンカーに入ったボールは目玉(ボールが勢いよくバンカーに入って砂の中に潜り込んでしまった状態)でない限り直接打てるわけですから、ラフなんかよりずっと危険率が少ないんです。でも皆なはバンカーに入ったほうがいやみたいですね。ラフに残っていて「ラッキー」なんていった矢先に次のショットが芝生にからまってバンカーにころり、なんて典型的な大たたきホールの風景です。                                 
このバンカーも長い距離と短い距離に分けて説明しますが、長い距離の場合、そのままの距離か1番手大きめのクラブを使って打ちますが、ボールの位置に神経を使ってください。絶対にダフラないようにいつもの位置より右にボールを置いて、トップ(直接ボールを打つこと)を打つようにボールの赤道にクラブのエッジを狙って上から打ち込んでください。横から赤道を狙うと本当にトップしますから、上から打ち込むのがポイントです。私の場合、左足だけを少し砂の中に沈めます。そうすると、より直接ボールを打ちやすくなります。

 さてガードバンカーのように短いバンカーショットの場合ですが、今度は全く逆の打ち方になります。飛ばさなくてもよい代わりに、フワッとした高いボールが要求されます。スタンスをオープンにして、サンドウェッジを開いて、ボールは心持ち左に置き、右足を軽く砂の中に沈める。そして力まかせに振るんじゃなくボールの下にクラブを滑り込ませる感じ、バンカーショットといえどもアプローチなんですから、やさしくいきましょう。クラブが開いていれば直接ボールを打たない限りそんなに飛びませんから怖がらなくても大丈夫です。距離がほしい場合はボールの位置をその分だけ右に変えて調整します。クラブをボールの下に滑り込ませる時、サンドウェッジの背中にバンスという膨らんだ部分がありますよね。そのバンスを最初に砂の中に入れるような感じでスィングするのがポイントです。よくエッジが先に入らないとショットじゃないように思っている方がいらっしゃいますがバンカーショットはバンスが先ですのでお間違えなく。もう一度繰り返しますが、バンカーショットもアプローチですので、決して力任せで砂をほりあげないようにお願いします。
それから大事なことをもう一つ、全てのショットに言えることですが、特にバンカーショットについては、必ず「振り切ってください」。途中でショットを止めてはいけません。もし飛びすぎるのが怖い場合は砂をたくさん掬うのではなく、ゆっくり振るのです。必ずお守りください。

~結論 トラブルショットに多くを望まず~